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データ資本主義
ビッグデータがもたらす新しい経済

ビクター・マイヤー=ショーンベルガーほか著

NTT出版刊 

●日本経済新聞「この1冊」に紹介されました。

●2019日本経済新聞 | エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10に選出されました。

 

ビッグデータ時代の到来により市場は根本的な変革を迎えている。
アルゴリズムが人に代わり膨大な情報を参照することで最適に近い取引を実現する未来が近づいている。
人間の判断による制約が取払われた新しい市場とはどんなものか、
貨幣・銀行・大企業はなぜ時代遅れになり、雇用はどう変わるか。
データが市場を動かす新しい資本主義の可能性と課題をビッグデータの第一人者が描き出す。

データが豊富になれば、市場が強化され、金融資本の重要性は低下する。一見不可分のように思われた市場と金融資本のもつれがほどけるのだ。ということは、割と近いうちに銀行・金融業界に再編の波が押し寄せ、その先には、貨幣の役割に大きくブレーキがかかる日がやってくる。言い換えれば、経済が金融資本主義からデータ資本主義へと軸足を移すのである。

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